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不登校・ひきこもりバックアップセミナー講演内容

2019年6月16日(日)■登進研バックアップセミナー104

不登校ーなぜ安心できる時間が心を動かすのか

子どもの安心が先か、親の安心が先か。「安心」が育む回復へのメカニズムとは


 友だちとランチ、長電話、高い食材を買い込んで料理、漢字の練習、思い切り泣く、とにかく外に出る……これらは以前、本セミナーの参加者の方々にアンケートでお聞きした「私のストレス解消法」のほんの一部です。腹が立ったり、イライラしたり、落ち込んだとき、嫌な気持ちをリセットする方法をたくさんもっているといいですよね。あなたは、自分の心のバランスを保つためにどんなことをしていますか?

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 不登校の回復へのプロセスを、初期(混乱し、心身ともに不安定な時期)→中期(ある程度安定し、停滞しているように見える時期)→後期(動き出す兆しが見えてくる時期)の3段階で考えたとき、たとえば、学校に行けなくなって2年経つのに、まだ「初期〜中期」あたりを行ったり来たりしている場合があります。もちろん回復へのプロセスは一人ひとり違いますし、時間的に長引いているからといって一概に「よくない」とはいえません。ただ、気がかりなのは、このようなお子さんは、学校を休んで家にいるにもかかわらず、心が休めていない、安心して日々を過ごせていない、という状況なのではないかということです。

 心が消耗しきって電池切れになったのが不登校という状態ですから、まずは充電が第一。電池の切れたスマホが振っても叩いても動いてくれないように、学校に行けなくなった子を無理やり押したりひっぱったりしても行けるようになるわけではありません。それどころか、ますますエネルギーを消耗してマイナス状態になってしまうことも考えられます。もう2年も休んでいるのに…と大人は考えがちですが、心が休まらない状態は、子どもにしてみれば「休んでないのと同じ」なのです。
 「でも、見守ってばかりじゃ、このままずーっと休んでしまいそうで不安」というお母さんお父さんはたくさんいらっしゃいます。その不安に応えるために、今回のセミナーでは、子どもたちが元気を取り戻す心のしくみと、そこに働きかけるための具体的な方法について考えてみたいと思います。

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 第1部の講演は、小林正幸さん(東京学芸大学教育実践研究支援センター教授)を講師に迎え、「なぜ安心できる時間が心を動かすのか」というテーマで行います。子どもたちは、安心できる環境のなかである程度エネルギーがたまってくると、それまでの一日中部屋に閉じこもっているような状態から、徐々にリビングに出てきたり、テレビアニメを観るなど好きなことをやりはじめます。そのうち「ひまだなあ」「○○に行ってみようかな」などとつぶやいたり、さらに実際にどこかへ外出したりと、少しずつ外の世界への一歩を踏み出します。

 では、具体的に「安心できる時間や環境」をどのように作ればよいのでしょうか。逆に「安心できない環境」とはどのようなものなのでしょうか。小林さんには、①子どもの安心をつくるには ②親の安心をつくるには ③親の安心がなぜ子どもに好影響を与えるのか ④それでも変化がみられないときの背中の押し方 ⑤少し動きはじめたときの対応などの視点から、子どもたちが安心してエネルギーを充電し元気を回復していくまでの心のメカニズムと、お母さんお父さんがそれを適切にサポートしていくための具体的な対応についてアドバイスしていただきます。ご期待ください!

 第2部Q&A「10年後をイメージした進路選択」では、アンケート等で寄せられたご質問から、この時期に決断を迫られることの多い転校・進路問題を取り上げ、将来的な自立を見据えたアドバイスを行います。主な質問は以下のとおりです。①不登校歴3年、中学校入学をひかえた小6男子 ②私立中から公立中へ転校したいが… ③居場所のない発達障害の中1男子 ④中高一貫の中3男子、別の高校に行ってリセットしたい ⑤中3女子、本人と進路についてきちんと話し合うタイミングは? ⑥起立性調節障害の高1女子 ⑦留年間近の高2男子 など。さらに最近、相談で多くなっているHSC(Highly Sensitive Child=人いちばい敏感な子)や起立性調節障害と不登校の関係についても言及。
 回答者は、齊藤真沙美さん(東京女子体育大学・東京女子体育短期大学講師)、小栗貴弘さん(跡見学園女子大学心理学部准教授)、荒井裕司(登進研代表)に務めていただきます。

 第3部個別相談では、不登校に関する心と進路の問題についてカウンセラーと専門相談員が一対一でお応えします。なお、個別相談は事前にお申込みいただいた方のうち先着30名様に限らせていただきますので、ご了承ください。

 みなさまのご参加を心よりお待ちしています。


●開催日時
2019年6月16日(日)13:00〜17:00(開場12:30)

●会 場
SYDビル2階ホール 渋谷区千駄ケ谷4-25-2 Tel.03-3405-5672
【交通】JR代々木駅西口・都営大江戸線代々木駅A2下車、徒歩5分
東京メトロ副都心線 北参道駅 出口1下車、徒歩3分

●定員
160名

●参加費
1000円(お子さんは無料)

●プログラム
【第1部】講演「なぜ安心できる時間が心を動かすのか」


講 師 小林正幸(東京学芸大学教育実践研究支援センター教授)

【第2部】Q&A「10年後をイメージした進路選択」
回答者 齊藤真沙美(東京女子体育大学・東京女子体育短期大学講師)
小栗 貴弘(跡見学園女子大学心理学部准教授)
荒井 裕司(登進研代表)

【第3部】個別相談(心と進路の相談)

個別相談をご希望の方は、ご氏名・ご住所・電話番号、お子さんの学年(または年齢)・性別、ご相談内容(不登校が始まった時期、現在の状況等を400字以内で)、「個別相談希望」とご記入のうえ、6月12日(水)までに、郵送、ファックス、メール、本サイトのフォームにてお申込みください。

●参加のお申込み方法
 ご氏名・ご住所・電話番号をご記入のうえ、下記のお問い合わせ先、または 本サイトのフォームにてお申込みください。

●お問い合せ先
〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-43-8
「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会」事務局
☎ 03-3370-4078  Fax. 03-3370-5198
ホームページ■http://www.to-shin-ken.net/
eメール■info@to-shin-ken.net


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