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2021年11月28日(日)■登進研バックアップセミナー111 in 仙台

不登校―解決の突破口はそこにある!

その子の中にある「変わろうとする力」に気づくとき、止まっていた「今」が動き出す


 わが子が学校に行けなくなったとき、お母さんお父さんが、最初に考えることは「なぜ、こうなってしまったのか」「原因は何か」ではないでしょうか。学校でイヤなことがあったのか、いじめられたのか、勉強が大変なのか…。その原因さえわかれば、解決方法も見つかるはず、と誰もが考えます。

 前回10月17日の「登進研バックアップセミナー110 in 仙台」では、第1部の奥野雅子さん(岩手大学人文社会科学部教授)の講演において、不登校の原因を追及しても、「犯人探し」「悪者探し」になるだけで、必ずしも問題の解決にはつながらないことをお話しいただきました

 かつてこのセミナーで不登校体験を話してくれた若者たちも、こんなふうに言っています。


理由が自分ではっきりわかってたら、こんなに悩んだりしない。だから、「どうして?」って聞かれると反発する気持ちが強くて、「そんなのわかってたら苦労しないわよっ!」って、いつも母とケンカになっていました。(中学2〜3年の期間、不登校だった女の子)

理由については、両親とも毎日のように「学校に何か不満があるのか?」と聞いてくるんですが、学校が原因ではないので「不満はない」と答える。すると「だったらなぜ行かないんだ」と言われる。でも、僕には答えようがない。(小4〜中3の期間、不登校だった男の子)


 いくら原因を探し求めても解決につながらないどころか、かえって親子の関係が悪化する様子がよくわかります。では、問題を解決にみちびくためには何が必要なのでしょうか。

*        *        *


 そこで第1部の講演では、若島孔文さん(東北大学大学院教授)を講師に迎え、「解決の突破口はそこにある!〜その子の中にある『変わろうとする力』に気づくとき、止まっていた『今』が動き出す」をテーマに、不登校を早期解決にみちびくための親のかかわり方、考え方についてお話をうかがいます。

 若島さんは、近年、心理療法の分野で注目されている「短期療法(ブリーフセラピー)」を長年、研究・実践してこられました。短期療法のポイントは、過去の問題の根を探ることで心の病を治そうとするのではなく、「なぜ問題が起きたか」よりも「この問題を解決するにはどうしたらよいか」を重要視する点です。若島さんは、すでに20年ほど前、教育雑誌『児童心理』でこう述べています。

 ――「学校に行く」「行かない」という見方で、子どもたちを評価してしまいがちになるけれど、その見方では短期的解決は望めません。次のような母親からの言葉は印象的です。
 「せっかく登校し始めたのに、昨日からまた休み始めて、もとに戻ってしまいました」
 生命は不可逆な存在です。もとに戻ることはないのです。しかし、「学校に行く」「行かない」という視点から子どもたちを眺めると、そこではなんと生命の可逆性が認められるのです!この視点では子どもたちが必ず自然と成長しているにもかかわらず、その成長には気づかないという現象が起こることになります。もったいない限りです――


 不登校の解決には、そうした小さな成長・変化に着目し、それをさらに大きく伸ばしていくことが必要です。そのために親はどんな手助けができるのでしょうか。数多くの事例を解決にみちびいてきた若島さんのお話から、その可能性を探ってみたいと思います。

*        *        *


 第2部Q&A「不登校なんでも相談室」は、前回の参加者のみなさまから寄せられた悩みや疑問を取り上げ、4人の専門家が答えるコーナーです。第1部の講師・若島さんにも参加していただき、講演に関するご質問も受け付けます。ご質問は「質問紙」に書いていただく形式ですから、「大勢の前で質問するのはちょっと苦手」という方も大丈夫です。時間のあるかぎり、ひとつでも多くの質問を取り上げますので、どんどん質問してみてください。
【取り上げる主な質問】ゲームとYouTube以外に興味のない子/意欲がなくやりたいことが見つからない子/学力低下が心配/きょうだいで不登校に/通信制高校に関する情報/高校卒業後の不安/発達障害にともなう不登校/子どもとの距離のとり方/口をきいてくれない子/具体的な見守り方 など(質問項目は変更になる場合があります)

 第3部個別相談では、不登校に関する心と進路の問題についてカウンセラーと専門相談員が一対一でお応えします。なお、個別相談は事前にお申込みいただいた方のうち先着20名様に限らせていただきますので、ご了承ください。


※みなさまに安心してご参加いただけるよう感染防止対策には万全を期しております。
本案内の末尾に掲載した『新型コロナウイルス感染防止対策と参加者のみなさまへのお願いについて』をお読みいただき、ご協力をよろしくお願い申し上げます。



●開催日時
2021年11月28日(日)11:00〜15:00(その後、個別相談/開場10:30)

●会 場
東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)会議室棟6F 601会議室
※会場の東京エレクトロンホール宮城は、「会議室棟」と「ホール棟」の正面入口が別になっています。セミナーのある会議室棟の入口は向かって右側です。お間違いのないようご注意ください。
仙台市青葉区国分町3-3-7 ☎022-225-8641
【交通】JR仙台駅西口からタクシー約7分
    仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」下車→出口「公園2」から徒歩約5分

●定員
80名

●参加費
1000円(資料代含む)

●プログラム
【第1部】講演「不登校―解決の突破口はそこにある!」

講 師 若島 孔文(東北大学大学院教授)

【第2部】Q&A「不登校なんでも相談室」
講 師 若島 孔文(東北大学大学院教授)
齊藤真沙美(臨床心理士、公認心理師)
市川 諭 (臨床心理士、公認心理師)
荒井 裕司(登進研代表)

【第3部】個別相談(心と進路の相談)

個別相談をご希望の方は、ご氏名・ご住所・電話番号、お子さんの学年(または年齢)・性別、ご相談内容(不登校が始まった時期、現在の状況等を400字以内で)、「個別相談希望」とご記入のうえ、11月24日(水)16:00までに、本サイトのフォームまたはメールにてお申込みください。


●参加のお申込み方法

ご氏名・ご住所・電話番号をご記入のうえ、11月26日(金)16:00までに、本サイトのフォームまたはメールにてお申込みください。


●お問い合わせ先
〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-43-8
「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会」事務局
ホームページ■http://www.to-shin-ken.net/
eメール■info@to-shin-ken.net
☎ 03-3370-4078



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2021年10月17日(日)■登進研バックアップセミナー110 in 仙台

不登校―「このままでいい」と思っている子はひとりもいない

親にとって不可解な子どもの心の状態を読み解き、解決の糸口をつかむために


 わが子が不登校になったとき、ひと昔前のように「無理やりふとんから引きずり出して学校に行かせる」といった強引な対応をする親御さんは少なくなりました。しかし、不登校の子どもたちの複雑な心の状態とそこから引き起こされる言動は、親御さんには理解しがたい部分も多く、怠けているようにしか見えないわが子を前にイライラや焦りがつのったり、親子関係が悪化する場合も少なくありません。

 たとえば、不登校の初期にありがちな「なぜ原因を言わないのか?」という疑問。親としては、「学校に行きたくない原因(理由)が必ずあるはず」「原因さえわかれば打つ手もあるのに…」と考えがちですが、実はほとんどの場合、原因は子ども自身にもよくわからず、たとえわかっていてもさまざまな理由から親に言いたくない子もたくさんいます。では、なぜ本人にも原因がわからないのか、言いたくないのか、そして、原因がわかれば解決するのでしょうか。

*        *        *


 第1部の講演は、「不登校―『このままでいい』と思っている子はひとりもいない」をテーマに、多くの親御さんがさまざまな場面で抱く疑問について、長年、不登校の子どもたちへの支援に関わってこられた、岩手大学人文社会科学部教授・奥野雅子さんにお話を伺います。

 わが子の言動やその背後にある心理状態への理解が深まれば、「なるほど、だからこうなるのね」と納得がいき、落ち着いて子どもと関わることができるだけでなく、親子関係もよりスムーズになるでしょう。第1部で取り上げる疑問は、以下の5つです。


①なぜ原因を言わないのか(不登校の初期に起こりがちな疑問。原因がわかれば解決するのか等)

②なぜ昼夜逆転になるのか(夜遅くまで起きているから朝起きられず、学校に行けないのではないか/学校に行けないのは仕方がないとして、せめて家で規則正しい生活を送ってほしい等)

③なぜカウンセリングを受けたがらないのか(親だけカウンセリングを受けていても埒があかないのではないか/本人が受けないといつまでも事態は改善されないのではないか等)

④なぜプライドが高いのか(高校受験の段階で起こりがちな疑問。実際は中1程度の学力しかないのに、その現実を見ようとせず、通信制やサポート校には見向きもせず、「全日制の普通高校しか行かない」と言い張る等)

⑤見守るだけで回復するのか(相談機関等では、よく「今は登校刺激はしないで、黙って見守ってあげましょう」と言われるが、ただ見守っているだけで本当に回復するのか/見守るとはどういうことか等)


 毎日お昼頃に起きてきて一日中ゲーム三昧、教科書はもう一年以上開いておらず、学校や進路の話をもちかけるといきなり不機嫌になり部屋に閉じこもってしまう。そんなわが子を見ていると、「この状態がいつまで続くのか」「このままではひきこもりになってしまう」と悲観的になりがちですが、たとえゲームばかりしていても、「このままでいい」と思っている子はひとりもいません。
 奥野雅子さんには、一見、不可解な言動の裏に隠された子どもの本音や真意を読み解いていただき、「何を考えているのかわからない」と思っていたわが子への疑問をひとつひとつクリアにすることによって、不登校の解決に一歩近づくセミナーにしたいと思っています。ご期待ください。

*        *        *


 第2部Q&A「こんなとき、こんな対応〜進路選択、発達障害、ゲーム依存、コロナ禍の影響…いま直面する課題にズバリ回答!」では、進路選択、発達障害、ゲーム依存、学習の遅れなど、この時期に不登校の子どもたちが直面するさまざまな悩み・疑問を取り上げ、3人の経験豊かな専門家がアドバイスを行います。取り上げる悩みや疑問は、これまで当セミナーに寄せられた多数の事例に基づいており、子どもへの望ましい関わり方や具体的な情報など、すぐに役立つ解決へのヒントが満載です。ぜひ、お聞きのがしなく!

 第3部個別相談では、不登校に関する心と進路の問題についてカウンセラーと専門相談員が一対一でお応えします。なお、個別相談は事前にお申込みいただいた方のうち先着20名様に限らせていただきますので、ご了承ください。


※みなさまに安心してご参加いただけるよう感染防止対策には万全を期しております。
本案内の末尾に掲載した『新型コロナウイルス感染防止対策と参加者のみなさまへのお願いについて』をお読みいただき、ご協力をよろしくお願い申し上げます。



●開催日時
2021年10月17日(日)11:30〜15:00(その後、個別相談/開場11:00)

●会 場
東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館) 6F 601会議室
仙台市青葉区国分町3-3-7 ☎022-225-8641
【交通】JR仙台駅西口からタクシー約7分
    仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」下車→出口「公園2」から徒歩約5分

●定員
80名

●参加費
1000円(資料代含む)

●プログラム
【第1部】講演「不登校―『このままでいい』と思っている子はひとりもいない」

講 師 奥野 雅子(岩手大学人文社会科学部教授)

【第2部】Q&A「こんなとき、こんな対応〜進路選択、発達障害、ゲーム依存、コロナ禍の影響…いま直面する課題にズバリ回答!」
講 師 芹澤 健二(特別支援教育士スーパーバイザー、公認心理師)
齊藤真沙美(臨床心理士、公認心理師)
荒井 裕司(登進研代表)

【第3部】個別相談(心と進路の相談)

個別相談をご希望の方は、ご氏名・ご住所・電話番号、お子さんの学年(または年齢)・性別、ご相談内容(不登校が始まった時期、現在の状況等を400字以内で)、「個別相談希望」とご記入のうえ、10月13日(水)16:00までに、本サイトのフォームまたはメールにてお申込みください。


●参加のお申込み方法

ご氏名・ご住所・電話番号をご記入のうえ、10月15日(金)16:00までに、本サイトのフォームまたはメールにてお申込みください。


●お問い合わせ先
〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-43-8
「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会」事務局
ホームページ■http://www.to-shin-ken.net/
eメール■info@to-shin-ken.net
☎ 03-3370-4078



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2021年9月26日(日)■登進研バックアップセミナー109

不登校―「これまで」より「これから」を見据えた対応が心を動かす

後悔、自責、劣等感…負のスパイラルから脱け出し、明日を見つめることで、親と子の何が変わるのか


 ひさびさのリアルなセミナーを9月26日(日)に開催します。コロナ禍での開催に迷いはありましたが、人と人とが直接顔を合わせることで得られる安心感や前向きなエネルギーは何ものにも代えがたいと、リアルでの開催を望まれる多くの方々の声に背中を押していただきました。
 みなさまに安心してご参加いただけるよう、今回も精一杯の感染予防対策に努めます。先の見えない不安と焦り、日々揺れる心、誰にも言えない苦しさ……。いろいろな思いを持ち寄って、「これから」先にひろがる希望を一緒に探していきましょう。

*        *        *


 「人生には必要なことしか起こらない」という言葉を聞いたことがあります。たとえば、学校に行けなくなったことも、そのために頑張って合格した学校をやめざるを得なかったことも、その子にとって、あるいはご家族にとって「必要なこと」だったのかもしれない、と。
 お母さんお父さんからすれば、「不登校が必要なことだなんて、冗談じゃない」と思われるかもしれません。「不登校にならなければ、◯◯大学だって行けたのに」「あのいじめさえなければ」「なぜうちの子だけが」……。気持ちが負のスパイラルに入ると、そんな思いばかりが頭に浮かびます。そうなると、「私の育て方が悪かったのか」「あのとき、こうしていれば」と後悔や自責の念にかられたり、「私はダメな人間だ」「自分さえいなければ」と自己嫌悪や劣等感にさいなまれたり、親も子も落ち込む一方です。

 そんなとき、「これまで」ではなく、「これから」に目を向けると、目の前の道が開けてくることがあります。中1から高1まで学校に行けなかった大学生が、以前このセミナーで「不登校とは何か」という質問にこう答えてくれました。「不登校とは元の自分の状態に戻るとか、元気になるための充電期間などではなく、まったく新しい状態に移行するための『進化の過程』であり、その途中のステージだと思う」。

 なるほど不登校とは、「元気なあの頃」という過去に戻るための過程ではなく、未来志向の「新しい自分に出会う旅」であり、「新しい自分に生まれ変わるプロセス」なのかもしれません。そう考えると、不登校はその子に必要な成長のステージのひとつであることがわかります。
 今回のセミナーが、みなさまの「これから」を探す旅のはじまりになれば、と願っています。

*        *        *


 第1部の講演は、「『これまで』より『これから』を見据えた対応が心を動かす〜後悔、自責、劣等感…負のスパイラルから脱け出し、明日を見つめることで、親と子の何が変わるのか」をテーマに、長年、不登校の子どもたちと保護者に寄り添ってきた海野千細さん(八王子市教育委員会教育支援課心理相談員)を講師に迎えて行います。
 目の前のわが子を見ていると、「毎日ゲームばっかり」「な〜んも変わらない」「いつまでこの状態が続くのか」と悲観的になりがちですが、実は子どもたちは確実に変化・成長しています(以前の講演で、変化は、それに気づく人がいないと「存在しない」ことになる、という海野さんの言葉が印象に残っています)。過去にとらわれず、現在のわが子の成長と「これから」に目を向けることで何が変わるのか。そのために親としてできることは何か。お子さんとご家族の新たな未来について、みなさまと一緒に考えてみたいと思います。

 第2部「専門家と経験者に聞く 深掘り!進路問題の解決ポイント」では、不登校を経験した若者と3人の専門家を講師に迎え、小中高それぞれの段階で直面する進路問題を具体的な事例にもとづいて考えます。一般的なQ&Aよりもさらに一歩踏み込んだ進路選択への基本的な考え方や決断に必要となる情報を準備していますので、ご期待ください。
【取り上げる事例】

①小学生:中学受験のストレスから不登校に(その後の進路選択と傷ついた心のケアなど)

②中学生:中高一貫校で不登校に(頑張って入った学校へのこだわりがこじれる一因に、転校等を判断するポイントとタイミングなど)

③高校生:不登校により通信制に転校したが再び通えなくなった(通信制高校の心と学びのフォロー体制、通学型通信制とは、卒業後の進路の実際など)。

※③では、ゲストの体験談も聴かせていただきます。


 第3部個別相談では、不登校に関する心と進路の問題についてカウンセラーと専門相談員が一対一でお応えします。なお、個別相談は事前にお申込みいただいた方のうち先着30名様に限らせていただきますので、ご了承ください。


※今回のセミナーは完全予約制です。ソーシャルディスタンスを保つため定員はいつもの約半数に抑えておりますので、早めのお申し込みをおすすめします。



●開催日時
2021年9月26日(日)13:00〜17:00(その後、個別相談/開場12:00)

●会 場
SYDビル2階ホール 渋谷区千駄ケ谷4-25-2 Tel.03-3405-5672
【交通】JR代々木駅西口・都営大江戸線代々木駅A2下車、徒歩5分
東京メトロ副都心線 北参道駅 出口1下車、徒歩3分

●定員
83名

●参加費
1000円

●プログラム
【第1部】講演「『これまで』より『これから』を見据えた対応が心を動かす」

講 師 海野 千細(八王子市教育委員会教育支援課心理相談員)

【第2部】専門家と経験者に聞く 深掘り! 進路問題の解決ポイント
ゲスト 不登校を経験した若者
講 師 海野 千細(八王子市教育委員会教育支援課心理相談員)
齊藤真沙美(東京女子体育大学・東京女子体育短期大学准教授)
荒井 裕司(登進研代表)

【第3部】個別相談(心と進路の相談)

個別相談をご希望の方は、ご氏名・ご住所・電話番号、お子さんの学年(または年齢)・性別、ご相談内容(不登校が始まった時期、現在の状況等を400字以内で)、「個別相談希望」とご記入のうえ、9月22日(水)までに、郵送、ファックス、メール、本サイトのフォームにてお申込みください。


●参加のお申込み方法

ご氏名・ご住所・電話番号をご記入のうえ、下記のお問い合わせ先、または 本サイトのフォームにてお申込みください。


●お問い合わせ先
〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-43-8
「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会」事務局
☎ 03-3370-4078  Fax. 03-3370-5198
ホームページ■http://www.to-shin-ken.net/
eメール■info@to-shin-ken.net



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2021年6月24日(木)・27日(日)■登進研バックアップセミナー108

【オンラインセミナー&Zoom相談会】

不登校―いま、子どもの心の中で何が起こっているのか

コロナ禍で高まる不安、ストレス、人と接することへの怖さ……心のSOSを見逃さず、どう支えるか


 登進研(登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会)は、1995年の発足以来、長年、人と人とが直接顔を合わせることで生まれる「リアルな出会いのもつ力」を信じてセミナーを開催してきましたが、108回目となる今回、はじめてのオンラインセミナーを実施することになりました。

 第1部の講演と第2部のQ&A講座は、YouTubeによる録画配信〔6月24日(木)配信開始〕。
 第3部の個別相談は、Zoomによる一対一のオンライン相談〔6月27日(日)実施〕です。
 いずれも「お申込者限定」となります。セミナーの概要とお申込み方法は下記をご覧ください。


「疲れがひどく、何もやる気のでない日もあった」「コロナになったらいじめられないかな?」「授業は受けたいけど、休校になればいいのにとも思う」「お母さんが友だちの家に遊びに行かせてくれない」「気持ち悪くなったり、夜中に目が覚めたりする」「なぜイライラしてしまうかわからなくてイライラする」「精神的に不安定になって、死にたくなってしまう」……。

 これらは、国立成育医療研究センター「コロナ×こどもアンケート」で明らかになった、子どもたちが「悩んでいること・困っていること」のごく一部です。同センターの報告書には、直近の1週間で学校に行きたくないことが「ときどき」あった19%、「たいてい」5%、「いつも」7%という結果や、全体の73%になんらかのストレス反応がみられたことも示されています。

 不登校の子どもたちは「これから自分はどうなるんだろう」という不安や人と接することへの苦手意識を抱えています。加えて、コロナ禍で生じた感染への不安、人に対する恐怖心などが、子どもたちの心や体にどのような影響を与えているのか。そのストレスをやわらげるために親は何ができるのでしょうか。

*        *        *


第1部は、「不登校―いま、子どもの心の中で何が起こっているのか〜コロナ禍で高まる不安、ストレス、人と接することへの怖さ……心のSOSを見逃さず、どう支えるか」をテーマに、これまで東日本大震災、熊本地震等の発生直後から被災地の子どもたちの心のケアに尽力され、現在、コロナ禍が不登校に与える影響についても積極的に発信しておられる小林正幸さん(東京学芸大学特別支援教育・教育臨床サポートセンター教授)を講師に迎え、お話を伺います。聞き手は、長年、不登校研究に携わってこられた小栗貴弘さん(跡見学園女子大学心理学部准教授)に務めていただきます。

 第2部Q&A「コロナへの不安から進路問題まで、不登校の悩み110番」では、進級・進学後に学校に行けなくなったときどうするか、HSC(Highly Sensitive Child)や発達障害をもつ子へのかかわり方、きょうだいへの影響、転入・編入のタイミングなど、当セミナーのアンケート等で寄せられたさまざまな疑問や悩みに、経験豊かな4人の回答者、後藤弘美さん(家族・子育て相談室「ゆずり葉」代表、臨床心理士)、齊藤真沙美さん(東京女子体育大学・東京女子体育短期大学准教授)、小栗貴弘さん(跡見学園女子大学心理学部准教授)、荒井裕司(登進研代表)がお答えします。

 第3部は、Zoomによる一対一のオンライン個別相談を行います。個別相談は、事前にお申込みとご相談内容(必須)をお送りいただいた方のうち、先着30名様に限らせていただきますので、ご了承ください。なお、事前にご相談内容をお送りいただけない場合、個別相談のお申込みはキャンセルとなりますので、ご注意ください。


※Zoomアプリをお持ちでない方は、事前に以下のZoomのサイトからアプリをダウンロード(無料)して、ご準備をお願いします。
【パソコンでZoomを利用される方】
 https://zoom.us/download
*サイトのページ上部にある「ミーティング用Zoomクライアント」からダウンロードできます。
【iPhoneでZoomを利用される方】
 https://apps.apple.com/jp/app/zoom-cloud-meetings/id546505307
【AndroidでZoomを利用される方】
 https://play.google.com/store/apps/details?id=us.zoom.videomeetings&hl=ja

*        *        *


●開催日時
第1部 講演……………2021年6月24日(木)YouTubeによる配信開始
第2部 Q&A講座……2021年6月24日(木)YouTubeによる配信開始
第3部 個別相談………2021年6月27日(日)Zoomによるオンライン相談を実施
           10:30〜13:30(予定)
           お一人お一人の面談開始時間は、後日メールにてご連絡いたします。

●参加費
1500円(第1部・第2部・第3部の視聴料および資料代・送料を含む)

●プログラム
【第1部】講演「いま、子どもの心の中で何が起こっているのか」

講 師 小林正幸(東京学芸大学特別支援教育・教育臨床サポートセンター教授)
聞き手 小栗貴弘(跡見学園女子大学心理学部准教授)

【第2部】Q&A「コロナへの不安から進路問題まで、不登校の悩み110番」
回答者 後藤 弘美(家族・子育て相談室「ゆずり葉」代表、臨床心理士)
齊藤真沙美(東京女子体育大学・東京女子体育短期大学准教授)
小栗 貴弘(跡見学園女子大学心理学部准教授)
荒井 裕司(登進研代表)

【第3部】個別相談(面談時間はお一人45分です)

個別相談をご希望の方は、ご氏名・ご住所・携帯(スマホ)の電話番号、お子さんの学年(または年齢)・性別、ご相談内容(必須。不登校が始まった時期、現在の状況等を400字程度で)、「個別相談希望」とご記入のうえ、6月14日(月)までに、本サイトのフォームにてお申込みください。


●参加のお申込み方法

当研究会のホームページからお申込みください。
本サイトのフォームにしたがって必要事項を書き込むだけですから簡単です。
下記の「お申し込みの手順」をお読みのうえ、お申込みください。


●お申込み締め切り

オンラインセミナーのみご視聴の場合 6月18日(金)
Zoom個別相談もお申込みの場合    6月14日(日)



セミナーお申し込みの手順

●お問い合わせ先
〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-43-8
「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会」事務局
☎ 03-3370-4078  Fax. 03-3370-5198
ホームページ■http://www.to-shin-ken.net/
eメール■info@to-shin-ken.net


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