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セミナー開催概要
※セミナー117は宮城県仙台市での開催、セミナー116は東京での開催です。お間違いのないようご注意ください。
2023年9月24日(日)■登進研バックアップセミナー117 in 仙台
不登校―「人が怖い」という気持ちをやわらげる親の対応
対人不安の回復にもっとも効果的な「肯定的なかかわり」のススメ
暑中お見舞い申し上げます。不登校の子どもたちが罪悪感から解放され、いつもより気持ちが楽になる夏休み。この期間にエネルギーをため、2学期から出直そうと考えている子もいれば、ずっと「行きたくない」気持ちを抱え、ギリギリの思いで学校に通っていた子が、突然、休み明けから登校できなくなる場合も少なくありません。
仙台で開催する登進研セミナーは、今回で4回目になります。新型コロナウイルス感染症の第9波が到来していることから、開催にあたっては従来どおりの感染対策を行いますのでご了承ください。
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さて、今年6月に放送されたNHKスペシャル「アフターコロナ 人と会うのがツラい〜科学で解明! 心の異変」では、パンデミックが始まって以降、不安障害などが25%も増加しているとするWHO(世界保健機関)の最新報告を紹介し、コロナ禍で世界的に心の異変が起こっていることを指摘しています。
たとえば、イギリスの国立大学では4月から対面授業を再開したものの、学生の2割が不登校になったとされていますが、その原因で多かったのが「対人不安」でした。同じ現象が日本の大学でも起こっており、コロナ禍で大学生活の大半を過ごした3〜4年生の就職相談に応じている中央大学の担当者によれば、「人と会うのが不安」と訴えるケースが増加しているとのことでした。
また、今年3月発表の日本赤十字社による調査で、高校生を対象に「成長・経験に関する将来への不安」について聞いた結果、「対人コミュニケーションスキルが身につかないのではないか」という回答が30%、「心を許せる友人・知人がつくれないのではないか」が21%を占めており、コロナ禍が対人関係に大きな影を落としていることがわかります。
ヒトは長期間にわたって孤立を感じると、他人に対して不安や恐怖を感じるような脳の活動が活発化することがわかっています。そのため、不登校やひきこもり生活を長く続けていると対人不安が大きくなり、外に出たくても出られないという状況に陥ることがあります。
* * *
そこで第1部では、コロナ禍を経て、いま注目されている「対人不安」と不登校の関係について、「不登校―『人が怖い』という気持ちをやわらげる親の対応〜対人関係の回復にもっとも効果的な『肯定的なかかわり』のススメ」というテーマで行います。
不登校研究の第一人者である、講師の小林正幸さん(東京学芸大学名誉教授)は、「不登校のきっかけは対人関係上のトラブルが相変わらず多いが、いまは感染への恐怖が『対人不安』を加速させている」(『不登校の歩き方』主婦の友社刊より)と指摘しています。
では、「対人不安」が強い子どもの不登校支援には、どんなかかわりが必要なのでしょうか。小林さんは同書の中で、「子どもの『対人不安』を軽減するには、保護者の『肯定的なかかわり』を増やすことがもっとも効果的であることが明らかになった」と報告しています。
今回の講演では、こうした「対人不安」の改善につながる「肯定的なかかわり」とは、具体的にどんなことなのか、親にできることは何か、を詳しく解説していただきます。お楽しみに!
* * *
第2部は、過去3回の参加者からの熱いご要望にお応えして、不登校経験者をゲストに迎え、「不登校の子どもたちはどんなことで困っているのか」をテーマに、体験談+専門家の解説という二段構えの構成で進めます。
ゲストから、不登校中に感じた不安、カウンセリングに対する疑問、別室登校や適応指導教室の問題点、回復のきっかけとなった第三者の支援、高校選びや高校卒業後の進路選択と現在までの足跡などをお聞きしながら、体験談によって浮かび上がった課題や問題点に、経験豊かな3人の専門家がアドバイスを行います。当事者の生の声にふれることのできる、この貴重な機会をぜひお聞き逃しなく。
* * *
第3部の個別相談では、不登校に関する心理と進路の問題についてカウンセラーと専門相談員が一対一でお応えします。なお、個別相談は事前にお申込みいただいただ方のうち先着30名様に限らせていただきますので、ご了承ください。
●開催日時
2023年9月24日(日)11:30〜15:00(その後、個別相談/開場11:00)
●会 場
トラストシティカンファレンス・仙台 仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー5階
Tel. 022-224-3801
【アクセス】JR仙台駅西口より徒歩9分
●定員
70名
●参加費
1000円
●プログラム
【第1部】不登校―「人が怖い」という気持ちをやわらげる親の対応
講師 | 小林 正幸(東京学芸大学名誉教授) |
【第2部】〔体験談+プロの提言〕不登校の子どもたちはどんなことで困っているのか
回答者 |
齊藤真沙美(東京女子体育大学・東京女子体育短期大学准教授) 小栗 貴弘(跡見学園女子大学心理学部准教授) 荒井 裕司(登進研代表) |
【第3部】個別相談(心と進路の相談)
※個別相談をご希望の方は、ご氏名・ご住所・電話番号、お子さんの学年(または年齢)・性別、ご相談内容(不登校が始まった時期、現在の状況等を400字以内で)、「個別相談希望」とご記入のうえ、9月20日(水)16:00までに、メール、本サイトのフォームにてお申込みください。
●参加のお申込み方法
ご氏名・ご住所・電話番号をご記入のうえ、9月22日(金)16:00までに、下記お問い合わせ先、または本サイトのフォームにてお申込みください。
※恐縮ですが、夏季休業中(8月10〜21日)はお電話による申込みはお受けできません。
●お問い合わせ先 〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-43-8 「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会」事務局 Tel.03-3370-4078 Fax. 03-3370-5198 ホームページ■http://www.to-shin-ken.net/ eメール■info@to-shin-ken.net |
2023年9月10日(日)■登進研バックアップセミナー116
不登校―なぜ、「新しい自分」を見つけるチャンスになるのか
「これまでの自分」と向き合う力が「これからの自分」として飛び立つスプリングボードになる
いよいよ夏本番。夏休みも始まりましたが、ほかの子どもたちも長期の休みに入ることから、不登校の子どもたちにとって罪悪感から解放され、いつもより気持ちが休まる時間です。また、2学期から出直そうと考えている子には大切な準備期間。その一方で、それまでつらい気持ちを抱えながら登校を続けてきた子が、夏休み明けから登校できなくなることも少なくありません。
* * *
両親が共働きのため、小さい頃から親戚の家に預けられていたある女の子は、常に「いい子にしてないと親に見捨てられる」という不安がありました。そのため素の自分を出せず、それがストレスになって疲れ果て、不登校に。中学時代は、いつもネコをかぶっている状態で、まわりからどう見られているか、親や親戚にどう思われているかばかりを気にしていました。
その一方で、誰も知らないところで本当の自分をさらけ出し、いちからやり直したいという願望が人一倍強く、それは在籍する中高一貫校で内部進学が困難になったとき、強引に地元の公立高校への進学をすすめるお母さんを「自分が納得できない高校には行かないから」と根気強く説得し、自分で見つけた通信制高校への進学を認めさせた熱意に表れています。
小学校5年から5年間、不登校だった男の子は、完璧主義で「自分はもっとできる」と高いハードルを設けて、自分を追い込む傾向がありました。陰湿ないじめが原因で不登校になったことから、学区外の中学校に入学。そこでも彼は「普通のルート」に戻ろうと、勉強も部活も友人関係にも全力疾走した結果、ガス欠状態になり、再び不登校に。いじめが原因だった小学校のときの不登校とは異なり、自分の「過剰適応」から起こった不登校であることを素直に認めざるを得ませんでした。
やがて彼は適応指導教室で同じ不登校経験をした仲間たちと出会い、つらい経験を語り合ううちに、「自分は友人に支えられ、自分も友人を支えている」と思えるようになり、少しずつ元気を取り戻していきます。中学生までは、自分がどれくらい疲れているか自覚できず、息抜きをしないまま走り続け、結果的に行けなくなるのがお決まりのコースでした。しかし、不登校枠のある公立高校に入学後は、自分で疲れ具合を判断して休む日を調整できるようになり、「一日休んでも欠席は続かない」という自信も生まれました。
* * *
この2人が自分らしさを取り戻したのは、不登校という経験が大きなターニングポイントになっています。元の自分に戻るのではなく、まったく別の自分を見つけたようにも見えます。では、なぜ不登校は、「本来の自分らしさ」に気づき、「新しい自分」に生まれ変わるチャンスになるのでしょうか。彼らにとって学校が「行かされる場所」から「行きたい場所」に変わったのは、なぜなのか。
そこで第1部では、海野千細さん(八王子市教育指導課心理相談員)を講師に迎え、「不登校―なぜ、『新しい自分』を見つけるチャンスになるのか」をテーマに、とかくネガティブなものとして捉えられがちな不登校が、その子が「新しい自分」として飛び立つためのスプリングボードになるには何が必要なのかを、みなさまと一緒に考えてみたいと思います。不登校の新たなフェーズの幕開けにつながるテーマになれば幸いです。
第2部は「気づきにくい子どもの変化にはどんな意味があるのか?〜200の実例から検証する回復への兆し」というテーマで行います。前回のセミナーのアンケートで「最近、お子さんに何か変化はありましたか?」と質問したところ、たくさんの書き込みをいただきました。それらを項目別に分類し、それぞれの「小さな変化」の意味について4人の専門家にさまざまな視点からお話しいただきます。「わが子の言動の変化には何か意味があるのではないか」という視点をもつことは、お子さんとの望ましい距離を保つだけでなく、親御さんの励みにもつながるはずです。
第3部の個別相談では、不登校に関する心理と進路の問題についてカウンセラーと専門相談員が一対一でお応えします。なお、個別相談は事前にお申込みいただいた方のうち先着30名様に限らせていただきますので、ご了承ください。
●開催日時
2023年9月10日(日)13:00〜17:00(その後、個別相談/開場12:30)
●会 場
SYDビル2階ホール 渋谷区千駄ケ谷4-25-2 Tel.03-3405-5672
【交通】JR代々木駅西口・都営大江戸線代々木駅A2下車、徒歩5分
東京メトロ副都心線 北参道駅 出口1下車、徒歩3分
●定員
83名(座席はひとつおきに空けています)
●参加費
1000円
●プログラム
【第1部】不登校―なぜ、「新しい自分」を見つけるチャンスになるのか
講師 | 海野 千細(八王子市教育指導課心理相談員) |
【第2部】気づきにくい子どもの変化にはどんな意味があるのか?
講師 |
齊藤真沙美(東京女子体育大学・東京女子体育短期大学准教授) 小栗 貴弘(跡見学園女子大学心理学部准教授) 海野 千細(八王子市教育指導課心理相談員) 荒井 裕司(登進研代表) |
【第3部】個別相談(心と進路の相談)
※個別相談をご希望の方は、ご氏名・ご住所・電話番号、お子さんの学年(または年齢)・性別、ご相談内容(不登校が始まった時期、現在の状況等を400字以内で)、「個別相談希望」とご記入のうえ、9月6日(水)までに、メール、本サイトのフォームにてお申込みください。
●参加のお申込み方法
ご氏名・ご住所・電話番号をご記入のうえ、下記お問い合わせ先、または本サイトのフォームにてお申込みください。
※恐縮ですが、夏季休業中(8月10〜21日)はお電話による申込みはお受けできません。
●お問い合わせ先 〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-43-8 「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会」事務局 Tel.03-3370-4078 Fax. 03-3370-5198 ホームページ■http://www.to-shin-ken.net/ eメール■info@to-shin-ken.net |
2023年6月4日(日)■登進研バックアップセミナー115
不登校―「自己肯定感を高めないとダメ」は本当か?
――「自分は学校に行くという“普通”のこともできないダメな人間だ」に親はどう答えるか。巷にあふれる「自己肯定感」信仰を考える――
新型コロナの感染者が国内で初めて確認されてから約3年半。思えば不安と緊張の連続でしたが、コロナ禍は不登校にも大きな影響を与えました。「コロナを怖がることは、他人を怖がることでもあり、不登校の心理と紙一重であることを深刻に受けとめるべき」と警鐘を鳴らした東京学芸大学名誉教授・小林正幸さんが予測したとおり、2021年度の長期欠席の小中学生は41万人超と急増しました。
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朝日新聞(4月6日付)の穂村弘さん(歌人)による連載「言葉季評」で、次の短歌が紹介されました。
「一日に三回ドトールに行ったじぶんのことをだめだとおもう」(古賀たかえ)。
以下は、この短歌への穂村さんの奥深い解釈と批評です。
毎朝の習慣として決まったカフェに行く人はいるだろう。一日に2回ドトールに行くこともあり得る。でも、一日に3回となると次元が変わってくる。(中略)無意識の逃避めいた危うさを感じるのだ。本人もそのことに気づいている。(中略)
ポイントは自分というものを見失っていることなのだろう。本当にやりたいことやるべきことから、無限に遠いところで今を生きている。これでは「だめ」で「まずい状態」なのはわかる。でも、どうしたらいいのかはわからない。そういうことって確かにあると思うのだ。
不登校の子どもたちも同じような状況なのかもしれません。
一日中ゲームをやっているのは「ダメ」で「まずい状態」なのはわかる。でも、どうしたらいいのかわからない。何事にも意欲がわかず、やりたいことも見つからない。自分のことを「ダメ人間」と否定し、口をついて出るのは、「どうせ自分なんて…」という捨て鉢なセリフ。
そんなわが子を見るにつけ、「どうしたらこの子の“自己肯定感”を高めてあげられるのだろう」と悩んでいるお母さんお父さんも多いのではないでしょうか。
最近よく耳にする、この「自己肯定感」という言葉は、わが子の不登校で弱りきった親の心の隙間にするりと入り込んできます。
「自己肯定感」というフィルターを通して見ると、子どもに自信がないのも、やる気が出ないのも、対人不安が強いのも、なかなか動き出せないのも、みんな「自己肯定感が低いから」で納得できるし、だから、「とにかく自己肯定感を高めなければ…」と思っても不思議はありません。
では、そもそも子どもたちは、自己肯定感が低いから不登校になったのでしょうか。そして、自己肯定感がアップすれば不登校は解決するのでしょうか。
一方、親のほうもまた、わが子が学校に行けなくなったことで深く傷つき、自信を失っています。子どもによかれと思っていろいろ働きかけても、事態は一向に改善しない。そんな日々の中で、自責の念、自己嫌悪、マイナス思考におちいることも多々あるでしょう。
そう考えると、子どもの「自己肯定感」は、親の「自己肯定感」と無縁ではなさそうです。
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【第1部】そこで第1部の講演では、『不登校―「自己肯定感を高めないとダメ」は本当か?』をテーマに、冒頭で紹介した不登校研究の第一人者、小林正幸さん(東京学芸大学名誉教授)にじっくりとお話をうかがいます。自己肯定感が高まる・低下する心の仕組み、親の「肯定的なかかわり」が子どもに与える好影響などを実践研究に基づいてわかりやすく解説していただきます。
【第2部】の事例で考える進路問題「新たな環境への不安と希望」では、当セミナーに寄せられたご質問やアンケートの中から、転校や進路選択についての悩み・疑問を取り上げ、4人の専門家が回答します。
Q&A終了後は、転校や進路選択について、それぞれの講師によるミニ講演を以下のテーマで行います。
①転校や進路選択についての親子の話し合いで気をつけたいこと
②中高一貫校で転校を考える際のポイント
③進学・転校しても不登校状態が続く場合の対応
④進学・転校して状況が好転した事例に学ぶ
【第3部】の個別相談では、不登校に関する心理と進路の問題についてカウンセラーと専門相談員が一対一でお応えします。なお、個別相談は事前にお申込みいただいた方のうち先着30名様に限らせていただきますので、ご了承ください。
●開催日時
2023年6月4日(日)13:00〜17:00(その後、個別相談/開場12:30)
●会 場
SYDビル2階ホール 渋谷区千駄ケ谷4-25-2 Tel.03-3405-5672
【交通】JR代々木駅西口・都営大江戸線代々木駅A2下車、徒歩5分
東京メトロ副都心線 北参道駅 出口1下車、徒歩3分
●定員
83名(座席はひとつおきに空けています)
●参加費
1000円
●プログラム
【第1部】不登校―「自己肯定感を高めないとダメ」は本当か?
講師 | 小林 正幸(東京学芸大学名誉教授) |
【第2部】事例で考える進路問題「新たな環境への不安と希望」
講師 |
齊藤真沙美(東京女子体育大学・東京女子体育短期大学准教授) 小栗 貴弘(跡見学園女子大学心理学部准教授) 奥野 誠一(立正大学心理学部准教授) 田中 雄一(登進研副代表) |
【第3部】個別相談(心と進路の相談)
※個別相談をご希望の方は、ご氏名・ご住所・電話番号、お子さんの学年(または年齢)・性別、ご相談内容(不登校が始まった時期、現在の状況等を400字以内で)、「個別相談希望」とご記入のうえ、5月31日(水)までに、メール、本サイトのフォームにてお申込みください。
●参加のお申込み方法
ご氏名・ご住所・電話番号をご記入のうえ、下記お問い合わせ先、または本サイトのフォームにてお申込みください。
※恐縮ですが、5月の連休中はお電話による申込みはお受けできません。
●お問い合わせ先 〒151-0053 東京都渋谷区代々木 1-43-8 「登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会」事務局 Tel.03-3370-4078 Fax. 03-3370-5198 ホームページ■http://www.to-shin-ken.net/ eメール■info@to-shin-ken.net |